「つらい気分」から抜け出す方法
①本当の望みを知る
あなたは自分が本当に望んでいることが何なのか、気づいていますか? やりたくないことや嫌いなことはとても分かりやすいのですが、本当に望んでいることは意外と分かりにくいものです。 特に小さな望みほど気づきにくいので、普段の生活の中ではスルーしがちです。 でも大事なのは、小さな望みを一つ一つ自分のために叶えてあげること、そしてその度に感じる気分の良さをじっくりと味わうことです。 それを積み上げていくと、いつの間にか大きな望みも叶うようになっていきます。 そのためにも、まず何が望みかを把握することから始めましょう。 それには「気分」がとても役に立ってくれます。 まずは「つらい気分」のとき、ちょっとそこに留まってみてください。 そして「いま感じているつらい気分の反対側には何があるのだろう?」と質問してみます。と言うのも、つらい気分になるということは、当たり前ですが自分が好まない、好きではないと考えた(判断した)からつらい気分になるのです。 ですので、その反対側を見てみれば、自分が本当はこうでありたい、という望みが見えてきます。 例えば、頼まれ事を断れなくて「なんで、いつも私ばかりが大変な思いをするんだろう。」と考え、悲しくなっていたとします。このようにつらい気分になったということは、自分の望み通りにはなっていないはずですよね。 では、このつらい気分の反対側を見てみると、「頼まれたことをうまく断れるようになりたい」という「本当の望み」が見えてきます。 忙しくてイライラしているのなら、本当はもっとゆったり人生を過ごしたいという望みを持っているのかもしれません。 自分のやっていることに罪悪感を持っているのなら、これまで見ないようにしていた問題を解決してすっきりしたいという望みを持っているのかもしれません。 このように、つらい気分の反対側には本当の望みが隠されていることがとても多いです。 つまり、つらい気分はあなたに「気づき」をもたらしてくれるサインなのです! ですからこれからは、つらい気分に浸るより、自分が本当に望んでいるものに焦点を当て、それを叶えてあげる方法を見つけることに力を注ぎましょう。 ☆あなたが本当に望んでいることは何ですか? ☆それを叶えるためにできることは何ですか? |